汗腺はエクリン腺とアポクリン腺です。

エクリン腺とアポクリン腺。

 

 

 

汗をかくのは、
身体の体温調節のためです。

 

でも他にも、
意外な役割があります。

 

その役割は、
汗が分泌される
汗腺(かんせん)で決まります。

 

その汗腺の
種類は二つです。

 

エクリン腺(せん)
アポクリン腺(せん)と呼ばれて、
別々の役割を持っています。

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エクリン腺は全身にあります。

 

エクリン腺は、
全身にほぼくまなく分布しています。

 

その中でも、
エクリン腺は、
頭や顔に一番多く分布しています。

 

頭と顔は、
よく汗をかく場所なんです。

 

また場所によって、
汗腺の密度の違いがあります。

 

たとえば、背中やお尻には少なく、
手のひらや足の裏には、
多く分布しています。

 

手に汗をにぎる
というぐらいですからね。

 

 

エクリン腺は全身にあります。

 

 

体温調節が役目です。

 

エクリン腺の役割は、
身体の体温を調節することです。

 

身体に熱が出たときに、
汗が気化するときの、
気化熱で体温を下げるのです。

 

また、皮膚の、
乾燥を防ぐ役割もあります。

 

このエクリン腺の役割は
人間の一生を通じて行われます。

 

 

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アポクリン腺は限られた所に。

 

アポクリン腺は、
身体の中でも限られた場所に、
分布しています。

 

また、汗腺は、
毛根の中にあるために、
汗は毛穴から出てくるのです。

 

そして、
その役割とは、なんと、
性的アピールのためなんです。

 

そのために、
わきの下や下半身の、
体毛から分泌されます。

 

その役割の期間も、
思春期から壮年期までと、
限定されています。

 

 

アポクリン腺は若い時期に限定。

 

 

アポクリン腺は体臭の原因。

 

アポクリン腺から、
出る汗の成分は、
水分とタンパク質や、
中性脂肪なども含んでいます。

 

これに対して、
エクリン腺からの汗は、
ほとんどが水なのです。

 

アポクリン腺から出る汗は、
時として体臭の原因にもなります。

 

 

アポクリン腺は体臭の原因。

 

 

わきがもアポクリン腺が原因。

 

たとえば、
わきが」といわれる
症状があります。

 

これは、わきの下にある、
アポクリン腺から分泌された汗が、
特有のにおいを出す症状です。

 

アポクリン腺には、
タンパク質中性脂肪などが、
含まれます。

 

これらが、わきの下の、
皮膚表面にある細菌と反応して、
においを出すと考えられています。

 

またアポクリン腺は、
日本人には少ないと言われます。

 

この事が、日本人より、
外国の方が体臭がきついと、
言われ理由なのです。

 

汗をかくって、本当は大事なことです。
の記事はこちらから。

汗をかくって、本当は大事なことです。

 

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